60兆個。
60兆個。
この気が遠くなるような数字は、わたし達の身体を形作る 細胞の数。
そして その細胞のひとつひとつが 感情を持っているのだそうです。
番組の中で、とりだした乳腺組織に オキシトシンという 幸福ホルモンを一滴たらしたとたん、霧のように ミルクが滲みだす 美しい映像があったのです。
オキシトシンは 「快」の刺激を受けたとき 分泌される幸福ホルモン。
赤ちゃんを抱いて いとおしさと 幸せに満たされたお母さんのおっぱいは こうして滲みでてくるのですね。
じつは このオキシトシン、マッサージで 心地よいと感じたときにも 分泌されているのです。
触れることで、スピリチュアルな意味だけでなく 科学的にも 人の細胞そのものに働きかけることのできる。
わたしが目指すマッサージは ここにありました。