夜景
川端通りを走りながら 対岸の灯りを見るのが好きです。
四条のあたりは 華やかで粋なあかり、三条は 賑やかなエネルギー、荒神口の府立医大のあかりは ちょっと冷たくて静かな蛍光灯の光。
全てが人間の営みで 数えきれないドラマがあるんだなぁ。
そういえば 子供のころから 電車の窓に鼻をくっつけて 夜の街を見るのが大好きだったっけ。。
題名は忘れたけれど そんなさまざまな人間ドラマを オムニバスで描いたフランスの映画があります。パリに住む人々のそれぞれの物語を 15分程度の短いストーリーに描いた作品集。
最後のエンディングで 別々の物語に登場していた人たちが、じつは 道ですれ違っていたり 向かいのアパートメントにくらしていたり、一瞬視線を交わしたりと、網の目のように 細い糸でつながっているのがわかるのです。
「人生は踊り続けるロンドのように 回りながら続いていく、、」そんな内容の歌が流れて 忘れられない映画のひとつ。
わたしのともすこの灯りも 誰かが見ていてくれるかな〜